【解説】要介護と要支援とは?要支援1と要介護1の違いとは?【後編】
前回は要介護と要支援の違いを説明しましたので、お役に立ちましたか?
今回、要介護と要支援の各段階について説明していきます。
要支援の段階
要支援1
要支援1は最も軽い症状の状態となっております。
食事や排泄などの基本的な生活動作は一人で行うことができますが、掃除や買い物といった大掛かりな家事や動作などに多少のサポートが必要な状態です。
また、立ち上がる際に手助けが必要な場合もあります。
要支援2
要支援2は二番目に軽い症状の状態となっております。要支援1と同様に食事や排泄などの基本的な生活動作は一人で行うことができますが、掃除や買い物といった大掛かりな家事や動作などに多少のサポートが必要な状態です。
要支援1よりも身体的に衰えているので、立ち上がりの際だけではなく、立っている際や歩いている際にも杖や支えなどのサポートが必要な状態です。
要介護の段階
要介護1
要介護1は排泄や入浴など日常生活の一部にサポートが必要な状態です。基本的な生活動作は一人で行うことができますが、要支援2よりも身体能力や思考力の低下がみられる状態です。
要介護2
要介護2は日常生活に軽度の介護が必要な状態です。食事や排泄などは自分で行うことができますが、生活全般でサポートが必要です。自分だけで立つ、歩くことが難しく、サポートが必要です。
要介護3
要介護3は日常生活に中度の介護が必要な状態です。日常生活全般でほぼサポートが必要な状態です。
食事、排泄、入浴、着替えなど、日常生活を送るうえで基本的な動作を一人で行うことができずサポートが必要です。
要介護4
要介護4は日常生活に重度の介護が必要な状態です。自力で歩くことができない、食事、排泄、入浴、着替えなど、すべてにおいてサポートが必要となっております。
要介護5
要介護5はサポートなしで日常生活を送ることができない状態です。
コミュニケーションをとることも難しく、基本的に寝たきりの状態となっています。日常生活全般が自分で行えないため、食事、排泄、入浴、着替え、寝返りなどすべてにおいてサポートが必要となっております。
まとめ
この記事では要介護と要支援、そして各段階について解説しました。
要介護の方は介護サービスを、要支援の方は介護予防サービスを介護保険で1割(所得によっては2~3割)の自己負担額で利用することができます。
そんな介護の知識をぜひ活かしませんか。
トレジョブでは介護業界に特化した東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬エリアの転職、求人情報を掲載しております。
大きく分けて3つサービスがあります。
①トレジョブマッチング
直接、担当採用者とサイト内でご連絡のやりとりが可能なサービスです。
②トレジョブキャリア
あなたにぴったりなお仕事をトレジョブスタッフがご紹介するサービスです。
③トレジョブグローバル
ベトナム人歓迎のお仕事/特定技能人材の繋がりをするサービスです。
興味がある方はHPから是非ご覧ください。
https://tre-job.com